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川島三郎の知ってる事を書いていきます。。。

ここぞという本番で強くなれる!簡単ですぐ実践できる2つの方法

どーも。川島三郎です。

 

イチロー選手が引退しましたね。

 

僕は小さい時からイチロー選手を見ていたし、本やインタビューなどでたくさん影響を受けてきたので、引退の時はほんとに感動して涙が止まらなかったです。

 

イチロー選手と言えば、数々の記録を作ってきたいわば勝負強さ、

 

本番にものすごく強いですよね❕

 

特に2009年のWBCで韓国との決勝打は今も忘れません!

 

リアルタイムで観ていて鳥肌が立ちました!

 

イチロー選手はこの大会ずっと不調続きであの場面で打席が回ってきて、そして打つ!

 

勝負強さ、プレッシャーの強さがハンパないです!

 

 

今回はイチロー選手ほどまでにとは経験とかあるのでなかなか難しいかもしれませんが、仕事でのプレゼンや、大事な告白のとき、スポーツの本番とか普段はうまくいくのに、ここぞという時にうまくいかない人に、本番に強くなるための雑学をご紹介します。

 

まず、本番でうまくいかない人をチョーキングと言います。

直訳すると「窒息する」といった感じです。まさに、パフォーマンスの途中で窒息してしまったように、身体が上手く動かない感覚です。

 

本番中で体験することが多々あります。

 

例えば人前に立つと普段はよく喋れるのにぜんぜん喋れなくなったり、

 

スポーツだと練習ではできていたプレーが本番だと動かなかったりと、

 

このチョーキングになりやすい人は、

 

損失回避。

 

損するのが嫌な人が起こりやすいそうです。

 

ほとんどの人がそうじゃないかと思うかもしれませんが、、

 

例えば、ジャンケンで勝ったら10000円もらえて、負けたら5000円を支払う。

 

この場合みなさんはジャンケンしますか?

 

普通に考えたらこれは期待値が高い分「やる」と言う人がちゃんとした合理的思考を持ってる人です。

 

でも、ジャンケンごときで5000円失うのが嫌だから「やらない」という人は損失回避レベルが高い人です。

 

ちなみに宝くじなんかは逆で、みなさんが負けた場合は10000円払わなくちゃいけないのに勝っても5000円ですからね。

しかも、確率はジャンケンと違って1/2以下です。

 

なので、ビジネスのシーンやスポーツ、本番でうまくいかない人のモチベーションの特徴は勝ちたいんじゃなくて、負けたくないというモチベーションが強い傾向があります。

 

負けたくない、損したくないという気持ちが強いと行動を止めるという心理状態がチョーキングに繋がるわけですね。

 

 

ここからは、そんなチョーキングにならないための対策を2つ紹介します。

 

 

1.「リアルプレイザル」

 

これはカルフォルニア工科大学の実験で行われた研究結果なのですが、

 

勝てば50ドルもらえる、負けたら50ドル払うというフェアなゲームを2つのグループに分けて、

 

片方は普通にゲームをやるグループ。

 

もう片方はちょっと言い方を変えて、自分はもうすでに50ドルもっている状態でそれをキープするのか、取られるのか、という風に考えてゲームをしてくださいと言ったそうです。

 

普通にゲームだと思ってやったグループと防衛戦だと思ってやったグループ。

どっちの方がパフォーマンスがよかったか?

 

明らかに防衛戦だと思ってやったグループのほうがパフォーマンスは高かったそうです。

 

これは、自分の原因に対する考え方を変える「リアルプレイザル」というテクニックを使ってる実験なのです。

 

つまり、自分はもう勝っている状態、勝ち点を維持するための防衛戦、負けても元に戻るだけだと思っているだけで本番に強くなれる傾向があります。

 

この「リアルプレイザル」チョーキングを防ぐためにもすぐにできるのでみなさんも試してください。

 

 

2.ステレオタイプアクティベーション

 

これはマンハイム大学の研究で行われた実験で、名前の通りステレオをアクティベーションする。

 

動画を見ただけでパフォーマンスをアップさせる方法です。

 

ランナーに一流アスリートの動画を見せる。つまり走る前にウサイン・ボルトなどを見せた場合と、見せない場合でランニングのタイムがどれくらい変わるのか。

 

動画を見るくらいでそんな変わるのか?って思うじゃないですか。

 

 

ところが、

 

事前に動画を見せたランナーはそうじゃないランナーとくらべてランニングのタイムが上がったそうです。

 

これはサイコロジカルモメンタル」といって障害に対して何か優位性をもっている。

自分が何か障害を乗り越える時や問題を抱えた時に自分はこれが得意。これが特技だから大丈夫と思う感覚の事をサイコロジカルモメンタル」といいます。

有能な人のイメージを思い浮かべると、自己効力感があがる。

つまり実際に能力があがるわけではなく、不安に強くなるという効果があるそうです。

 

なので本番の前、例えば大事なプレゼンがある時などはスピーチのうまい人の動画。

ティーブジョブスや話の面白い芸人の動画。

 

告白の前はドラマのワンシーンの動画など、、

 

憧れの人の動画を見ることによって、自己効力感があがり、サイコロジカルモメンタル」が効くようになります。

 

 

本番に強くなれる方法はまだまだあるのですが、まずは簡単にすぐに実践できる2つを紹介しました。

 

ぜひ活用してみてください!

 

 

 

それではまた~